怜「惣平の告白を成功させる会をはじめまーす」

晟一・希夢「いえーい」

惣平「なんだよお前ら。そんなんいらねーし」

怜「まず惣平が本気の片想いをしてるところに感心」

葉一「好きな子って碧葉ちゃんだっけ?あの子商業科の中ではめっちゃ可愛いよな」

塔也「惣平にだけ口悪くなるんだっけ」

希夢「碧葉ちゃんもしかしたら…お前のこと好きなのかもね?」

惣平「んなわけ。ちなみにあいつ2年の時彼氏いたし。年上の。向こうが告ったらしくて半年ぐらい付き合ってたよ」

景俊「よく知ってんな」

怜「でもまあ、今は今。俺の好きな人だって他校の年下彼氏持ちなんだぞ?」

惣平「怜はだまってろ」

晟一「柚花の彼氏くん桜高の1年でめっちゃすげーって桜高のやつが言ってた」

怜「このとおり俺に比べりゃ惣平の片想いは叶いやすいわけ」

希夢「碧葉ちゃんの元彼ってたしかソフトテニス部だっけ。」

惣平「そー。商業科のな。家近いんだよねその先輩」

塔也「なにそれなんか面白い展開」

葉一「笑い事じゃないけどな。たしか藤原先輩だっけ。」

怜「え、まじで?柊くんの元カノなんだ?」

惣平「怜、お前知らなかったんかよ。あの二人はピアノ習ってるとこ同じなんだって。」

怜「いや、去年彼氏いたのは知ってた。」

葉一「共通点は習い事か」

惣平「ピアノ教室は桜市の中でも大きめなところだって。星華中のめっちゃ近く。」

塔也「あ、どこのこといってるのかわかる。俺んちすぐそこ。市内各地から人集まるみたいだし」

怜「惣平さ、その2人が付き合って別れたかも知ってんの?」

惣平「知ってんの以前に、相談相手になってたから」

晟一「好きな子の恋愛相談を聞くって一番辛いやつな」

希夢「で、どうなの?」

惣平「柊くんが碧葉に告白して付き合って、別れた理由はやっぱり学年の壁らしくてね。それに女子の先輩すげー怖いからさ。」

葉一「去年の3年の女子やばかったからね。商業科3年男子に近づくなオーラすごかった。」

怜「特進科で良かったと思った瞬間だった」

晟一「工業科で良かったと思った瞬間だった」

塔也「女子ってこえーからな。細かいことにぐちぐちぐちぐち」

希夢「惣平も学科のイケメンっていわれてんだって?んじゃもし付き合ったとしても碧葉ちゃんまた同じような目にあうんじゃん?」

惣平「いやまて逆にイケメン呼ばわりされんの嫌なんだけど。同じ目にはあわせたくないけどさ。」

葉一「とりあえず惣平を応援するから。にしても女子ってこえー」

晟一「でもさ、碧葉は小学校同じだったけど昔からメンタル弱いからあの子は。何かあったら根に持っちゃうから、そこ気をつけろよ」

惣平「ありがとみんな。今度2人になったとき頑張ってみる。」

怜「そして俺らは秋季大会がんばるかー。桜高には負けたくねえしな」

希夢「お前は桜高に負けたくない別の意味があるしな」

惣平「怜も片想いがんばれよー」






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