二年前2月はじめ


蓮希「今年の課題曲決まったよ!!」

碧葉「おー、何番ですか?」

蓮希「Ⅲ番!ほれ楽譜」

航平「いいなあ、今年の課題曲って全部いい曲だからね。とくにⅢは」

陽哉「せっかく素敵な曲来たのにもうすぐ引退ですもんね」

美玲「ほんとよ!!」

泰輝「で、パートはどうします?」

碧葉「この曲パーカスわりと目立ちますよね」

陽哉「ティンパニやりたいなぁ…」

航平「陽哉が自らティンパニ選ぶとか珍しい」

陽哉「これでも中学の時ティンパニとドラムばっかりやらされてました」

蓮希「じゃあ俺は4tomかな!」

碧葉「それじゃ私はスネアがやりたいです」

泰輝「おお、俺はタンバリン狙ってたからみんな希望パート被ってない」

美玲「珍しいこともおきるんだね」

蓮希「ドラムと鍵盤のソロ表記がないとみんな押し付け合わないっすからね!」

航平「いつもそういうの俺になるけどな」

陽哉「航平先輩は打楽器全般上手いんですから、蓮希はティンパニと鍵盤が、俺はシンバル、碧葉はスネアと鍵盤、泰輝は小物、って」

泰輝「よく見てますね」

陽哉「ちなみに美玲先輩は鍵盤全般…」

美玲「鍵盤ほんとは好きじゃなかったけど慣れると好きになるもんなんだね」

蓮希「共感しかないです」

碧葉「蓮希先輩、鍵盤担当の時にアンコン全国ですもんね」

航平「逆に碧葉は最近自分から鍵盤選ばなくなったよね」

泰輝「ああ、そーいえば。このⅢ番にも鍵盤はあるのに」

碧葉「ちょっと今までやりすぎた気がするのでなるべく様々な楽器を…」

陽哉「あ、FULLで音源出てますよ、Ⅲ」

蓮希「聴きたい!」

陽哉「…と、楽譜と一緒に」

蓮希「これ、俺と陽哉で息合わせないとな」

美玲「なんかさ、ウインターで桜樺がやってた曲っぽくない?」

航平「ああー、モンハン」

泰輝「ここのオーボエソロ好き…」

航平「茉子が吹くのかな」

陽哉「あいつなら吹きこなすよね」

蓮希「トランペットもバリバリだ」

美玲「そっかもう春からやすもいないもんね…」

泰輝「やっぱりかっこいいですね!この曲」

碧葉「つぎの一年生は誰がメンバー入るんでしょうね」

蓮希「推薦は中央の子と星華の子と南聖の子だっけか」

陽哉「そそ、俺の後輩も来る」

碧葉「一学年に3人もパーカスいるとは珍しい」

美玲「たしか葉菜先輩の二つ上の先輩以来じゃないか」

泰輝「強豪揃い過ぎて」

陽哉「多分今まで通りでいったらパーカス5人…か」

航平「あ、そうそう、中央の奴…たしか鍵盤上手かったはず。」

美玲「星華の子はドラムが上手いよ」

陽哉「南聖の子もドラムうまいですよ」

蓮希「っしゃ、きた!!」

碧葉「これで接戦の必要もなくなりますね。中高5年目にしてやっと…」

航平「蓮希お前、中学の時からこうやって押し付けあってたんか」

蓮希「まあ〜、同期の奴と一つ下の男子がドラムうまくて、一つ下の女子二人とも鍵盤美味かったし…」

碧葉「あれは紗英先輩が1番かわいそうですよ」

蓮希「普段の行い悪くてアンコンで鍵盤だったし」

泰輝「西星はそこらへん恵まれてますね」

美玲「そうだね、優先輩と春寧先輩もどのパートでもどんと来いって人だったからね」

航平「に比べて俺らは」

陽哉「俺も中学のとき優先輩引退した後接戦してましたよ、同期の人が鍵盤好きなのもあってドラムやティンパニばっか…」

蓮希「ああ〜優先輩の妹の…」

碧葉「合同ウインターのときシロフォンでしたよね」

美玲「優先輩ってやっぱりある意味すごい人なんだね」

陽哉「そうですね〜〜とりあえず課題曲パート合わせてそれを優先輩に見て欲しいなって」

航平「いいんじゃない、優先輩なら」


    スポンサードリンク


    この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
    コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
    また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。