(高藤 渉)
自分が、エースだとかそんな風には思いたくない。例え部活の中で強くても、俺はまだ未熟者だ。もっともっと練習して、もっともっと上手くなっていく。それが俺にとっては1番良い。
俺が小学3年生の時、俺と兄ちゃんはミニバスクラブに入った。兄ちゃんと仲が良かった陸也先輩に誘ってもらって。陸也先輩は小・中・高と強いチームにいながらキャプテンをやっていた強者。小学校も中学校も地区通過は当たり前な学校で、桜高来ても西一中はやっぱ強いんだな、って思った。陸也先輩の代には全国目前までいったし。
この学校来てびっくりしたことは、なんでか俺は有名人だった。「あ、あの人が噂のバスケ部の…」とかなんだとか。この人だからエースは当たり前、とかじゃなくて自分で練習を積み重ねて勝ち取ったもの。俺はそう感じている。
一方、彼女である夏希も俺と似たような感じ。吹奏楽部でサックスを吹いていて、夏希も中学の時から上手いと注目されていた。
最初に2人でこの話をした時、2人共、上へ上へと目指してるんだな、って思った。自分のできる最大限に。勉強だって同じだ。
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